人形、駄菓子、玩具と花火(福岡市博多区奥村商店のブログ)

福岡市博多区中呉服町の奥村商店のブログです。ひな人形、五月人形、駄菓子、玩具の販売を行っています。

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駄菓子のカタログ2017

2017年になりあっという間に三週間ほどたちましたが、2017年最初のブログです。

今回のテーマは『駄菓子のカタログ』。 

昨年末にうまい棒で有名な駄菓子メーカー『やおきん』さんから2017年の駄菓子のカタログが届いたので、これまでのカタログと見比べてみようと思います。

さて、本題に入る前にまずは株式会社やおきんさんのご紹介。

やおきんってどんな会社?

株式会社やおきんHP:株式会社やおきん

株式会社やおきん

株式会社やおきんは、東京都墨田区に本社を置く、菓子、食料品の企画・販売及び玩具の販売などを行う企業である。 うまい棒などの駄菓子を販売していることで知られる。ファブレス企業であり、自社で生産設備は持っていない。リスカや菓道が商品の生産を行っている。

やおきん - Wikipedia

日本中どこでも販売されているうまい棒が有名な駄菓子のメーカーさんです。メーカーさんと言って製造は行っておらず、例えば、『うまい棒』はリスカさん、『〇〇太郎シリーズ』は菓道さんが作っているようです。また、ボノボンチョコなどの海外のお菓子も輸入、販売を行っています。

色々な種類の駄菓子の卸しをしていますので、駄菓子業界一の商社とも言えます。

やおきんさんの名前で販売されている駄菓子以外にも、他のメーカーの駄菓子も掲載されてますので、やおきんさんのカタログを見ればほとんどの駄菓子について知ることができますし、駄菓子大辞典と言っても過言ではありません。

商品カタログはやおきんドットコムに掲載されているので、一般の方でも見ることができます。

商品カタログ|やおきんドットコム

 

ちなみに、やおきんドットコム内には、駄菓子を買うことができるお店として奥村商店を掲載していただいています。

駄菓子を買おう|やおきんドットコム

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やおきんさんの紹介はここまでにして、では実際に2017年版のカタログを見てみましょう。

カタログ表紙は劇画タッチ宇宙SF

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2017年版のカタログは劇画のような雰囲気で、駄菓子パッケージの各キャラクターが描かれています。

どことなく『銀河鉄道999』を意識しているような気もします。

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うまい棒のキャラクター『うまえもん』もなかなか味がありますね。

表紙の中に全部で14種類の駄菓子のキャラクターがいます。

 

僕がわかったのは14個中の緑枠3つだけ、、、。

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カタログをよく見て調べましたが、それでもわからないキャラクターがいくつかあります。

1.海賊金貨チョコの船長

2.ニコニコたまごチョコの恐竜

3.いかったらのイカ

4.姫様の宝物のお姫様または星座チョコの天使

5.どーん太郎のキツネ???

6.????

7.スーパーソフトケーキのコックさん

8.そばめしのコテ

9.????

10.????

11.ロールキャンディーのいちご

12.うまい棒のうまえもん

13.&14.モンスターパーティグミのエイリアン

分かる方いらっしゃいましたら、教えてくださいね。

これまでのカタログと見比べて見ると、イラストが多くかなり気合いが入った印象です。

2014年版と似ている感じです。

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では中身を見ていきましょう。

最初の一ページ目はうまい棒の歴史

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まず、最初の見開きはうまい棒のページです。

現在販売されている普通のうまい棒16種類とプレミアム3種類が載っています。

ページ下部にはこれまで発売されたフレーバーが年表形式でまとめられています。

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最初は3種類だったうまい棒ですが、これまで開発・発売されたフレーバーはなんと62種類もあります。

現在も販売されているサラミ味は、発売当初から続く人気の味のようです。

発表されているランキング駄菓子ランキング|やおきんドットコムではコーンポタージュ、チーズ、めんたい、野菜サラダなど、わりかし初期の頃からあるロングセラー商品が上位にランクインしているようです。

 

次のページに行ってみましょう。

総数500種類超。日本駄菓子図鑑!

次のページからは色んな種類の駄菓子がメーカーごとに掲載されています。

掲載されている駄菓子の種類は574種類。セット販売やエンターテイメント向けの詰め合わせ商品なども含めた商品数では672個がカタログには掲載されています。

(自分で数えたので少し自信がないのですが、、、。)

 

ちなみに、現在駄菓子の数はどのように変化しているのか。

年別に、駄菓子の種類、商品数を調べてみると以下のような結果になりました。

 

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大きく増えるでもなく、大きく減るでもなく。

何か読み取れるかなと思ったんですけど、よくわからないですね。笑

 では、実際に中身を見てどんな変化があったのかまとめてみます。

2017年の新しい商品

ポギーポギーロリポップ

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10円売りのポップキャンディーが新しく登場。

ロリポップキャンディーといえば、チュッパチャップスが思いつきますが、1本40円は駄菓子屋さんからすると少しお高め。こちらは、1本10円。お子様のお財布に優しい価格です。

 

プリン!?コーラグミ
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プリンとコーラの組み合わせが、なんとも不思議なグミです。キャラクターの目が回っているところからすると、美味しそうな雰囲気を出そうとしている感じでもなさそうですが、怖いもの見たさで仕入れて見たい気もします。余ってしまいそうで怖い商品ですが、興味をそそられます。

 

フルフルフルーツゼリービーンズ

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2016年中盤くらいから発売されているフルフルフルーツゼリービーンズですが、カタログに掲載されたのは今年からです。

一袋20円の割に、結構大きめのサイズでお得感を感じるパッケージ。駄菓子は、味もそうですが、袋の大きさも結構重要なポイントです。 

パンプキンキャンディ

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昨今、やおきんさんをはじめとして、各駄菓子メーカーさんもハロウィン商戦に力を入れており、その一環で発売された商品の一つです。味はグレープ、りんご、オレンジの3種類あったのですが、どの味も美味しく、キャンディーの粒が大きかったのが良かったと思います。

残念なポイントは、キャンディーが割れて半分になっていたり、割れたキャンディーの片割れが他の袋に入っていたりと、品質が安定していないところです。

とは言っても、今年もハロウィンで活躍する商品の一つであると思います。

 

 クリームラスク

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今年からカタログに掲載されていますが、未発売の商品です。

ジャムおじさん的なキャラクターのクリームラスク。どんな商品か楽しみです。 

 

フィッシュスナック

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 見た目のインパクトがすごいですね。一袋300円で100グラム入っていると言うことなので、駄菓子屋さんでの販売というよりも、ご家庭用の商品かと思います。

駄菓子にはお酒に合いそうな、珍味系、おつまみ系の商品もあるのですが、この見た目なら定番になりそうです。

ボノボンブラック

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こちらも2016年から発売されていますが、今年のカタログから掲載され始めています。

駄菓子屋さんよりも、コンビニやドラッグストアでよく見かけるボノボンですが、新しい味が登場しました。私のボノボンのイメージは、正直なところ、甘いだけのいかにも外国産っぽいチョコレートで、一つ食べればもういらないという感じだったのですが、このボノボンブラックは、甘さが控えめで大人向けの味です。新たなボノボンファンができそうな、美味しいチョコレートです。

季節イベント特集ページ

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カタログ後半にある、季節イベント向けの駄菓子商品のページ。

これまでは、クリスマス、ひな祭りが中心でしたが、ハロウィン用のページが大きくなり、ハロウィン仕様の商品も掲載されるようになっています。

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ハロウィン仕様(ハロウィンシーズンのみ取り扱い)のお菓子は、うまい棒、チョコ大福だけですが、他にもスケルトンラムネやモンスタースタンプなどハロウィンにぴったりな商品が掲載されています。

昨年から奥村商店でもハロウィン限定のお菓子の詰め合わせを作っています。

okumura-shoten.com

okumura-shoten.hatenablog.com

今年もたくさん売れると嬉しいですね。

新商品のまとめ

このブログで紹介した商品以外にもまだ新商品はあります。

ここで紹介した商品が今後定番になっていくか楽しみです。駄菓子屋さんに置いてもらうのは卸問屋の腕の見せ所なので、頑張らなくちゃいけないですね。

2009〜2017年無くなった商品

バイバークラッカー

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 一つ20円ながらお腹にたまるボリューム。塩気のあるクラッカーと甘いクリームの相性がぴったりで人気があったサバイバークラッカー。僕も食べてからハマってしまい、小腹が空いた時にちょくちょく食べていたのですが、残念ながら昨年後半から終売となりました。

再販売が待ち遠しい商品です。

幻の牛丼スナック

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カタログを見ていてグッと目を引いたのがこの『幻の牛丼スナック』。2010年のカタログを最後に姿を消したようです。甘めの醤油味だとは思うのですが、どんな味だったんでしょうか。今ではまさに幻です。

 

ガリボリラーメンちゃんぽん味

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2015年のカタログまで掲載されていた、ガリボリラーメンちゃんぽん味。 

ガリボリラーメンは現在、醤油味、ピリ辛ニンニク味の二つですが、とても人気のある商品です。ちゃんぽんと言えば九州の味ですが、こちらもどんな味がしたのか気になります。

 

新商品・消えた商品のまとめ 

定番化してカタログに乗り続ける商品があれば、消えていく商品があります。

配達で駄菓子屋さんにいくと、子供たちの感想を直接聞くことが多く、なかなか味にシビアだなあと思うことがあります。

飽きられて人気がなくなった商品は販売中止になりますが、毎年新しい商品を開発し販売されるメーカーさんの努力はすごいなあと思います。

少しでも多くのお子さんに新しい駄菓子を味わってもらうために、問屋としても引き続き営業に精を出さないといけないなと感じたところです。

 

終わりに

さて、長くなりましたが、カタログの紹介はここまでです。

上の方で紹介しましたが、やおきんさんのカタログは、ネットで一般の方も見ることができます。

商品カタログ|やおきんドットコム

興味を持たれた方は、ぜひご覧になってください。

そして、食べたいなと思った方は、ぜひ奥村商店まで足をお運びくださいね。

では、本日はここまで。

今年もよろしくお願いいたします。

 

株式会社 奥村商店

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