奥村商店新聞_2019年2月号
こんにちは。
少しづつ新聞作りのペースを取り戻しております。奥村商店新聞の2月号ができましたのでご紹介いたします。
奥村商店新聞は駄菓子やおもちゃ、節句人形、玩具花火など、奥村商店が取り扱う商品を取り上げたり、その商品に関連する話題に関するコラムを少しだけ書いております。
新聞はこちら
見出しは以下の通り
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あなたはどちらのお雛様?「衣装着親王飾り」と「木目込み人形」
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2019年は「MARVEL」の年?
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昭和レトロテーマの駄菓子bar 住吉神社近くにオープン
- 書評「おもちゃの20世紀 アメリカントイストーリー」
- うまい棒40周年!JR九州とうまい棒のコラボ企画開催中
1.あなたはどちらのお雛様?「衣装着親王飾り」と「木目込み人形」
三月三日は桃の節句「雛祭り」。奥村商店は雛人形を販売しており、現在、雛祭り商戦の真っ只中。
多くのお客様にご来店いただいておりますが、みなさま住宅事情から小さめの飾りやすいお人形をお求めのご様子。
もう何年も前からですが、福岡市は都市化が進んで、マンションのかたが多い方で、やはり、小さくてコンパクトなお人形の方が飾りやすい地域であるわけです。
ですので、今回は、大きなスペースを取らなくても、立派に飾れるお人形について紹介いたしました。
雛人形について、それぞれみなさん異なったイメージをお持ちです。
衣装着のお人形こそ雛人形だ!
たくさん段があってお人形がたくさんあるのこそ雛人形だ!
それぞれお客様のイメージ、考えに合うようにお人形の飾り方、選び方を提案させていただいている奥村商店。
記事中にもありますが、「衣装着」の「親王飾り」をシンプルに飾ることで場所をあまり取らず飾ることができます。いわば、生活に溶け込んだようなお人形、「お人形と一緒に暮らす」というイメージで飾ると良いのではないでしょうか。
イメージとしてはこんな感じ。インスタグラムで見つけたのですが、長野県松本市村山人形店さんの写真はとても参考になるかと思います。
では、逆にたくさんのお人形を飾りたいけど、スペースが狭くてどうしよう!?というお客様にはどんな提案をするか。
ここはやはり木目込人形をおすすめいたします。
木目込人形は衣装着のお人形よりも少し小振りにできています。
記事でもご紹介しましたが、奥村商店で販売している木目込人形の段飾りで、最も間口が小さいものは55cm。25型のテレビと同じくらいのサイズ感です。もちろん、奥行きが同じくらいあるので、テレビボードには乗りませんが、そこそこ狭いスペースでも立派な十五人揃いの雛人形を飾ることができますよ。
奥村商店で現在販売中の「子宝雛(原孝洲作)」は小さくて精巧な作りの嫁入り道具もついています。
ちなみに、奥村自身の考えなのですが、段飾りの魅力は、その立派な見た目だけではないと思っています。お子さんが3歳くらいになって、お雛様の飾り付けを手伝えるようになった時、一緒にお話ししながら飾ることができるのがお人形やお道具が多い段飾りの魅力です。完全に妄想ですが「あなたが生まれた時に、おばあちゃんが選んでくれた人形だよ〜」とか「右にいるのが右大臣、左にいるのが左大臣だね〜」とかお話ししながら飾り付けをするときっといい思い出になるのではないかなあとお思います。
お人形をお求めに来られる世代は、ちょうど1980年〜1990年くらいの30歳〜40歳くらい。私自身1989年生まれですが、このころの世代までは十五人揃い大きな段飾りをご自身のお人形としてお持ちの方が多い印象です。
そのため「雛人形=大きいもの!」というイメージを抱いていらっしゃる方も多く、今回の記事で紹介したような飾り方や、木目込人形を案内させていただくと、結構小さくて飾りやすそう!というお声もいただきます。
お雛様どんなのを買おうかなとお悩みの方。ぜひ一度奥村商店へいらしてください。
どんなおうちにでも、どんなイメージにも、ぴったりあったお人形を提案させていただきます。
ちなみに、Facebookには、今年のお人形の写真をアップしておりますのでご参考にご覧くださいね。
2.2019年は「MARVEL」の年?
2018年は韓国スライムにミニオンズ。
毎年、何かとはやるものが出てきて、おもちゃ屋さんはとってもありがたいわけですが、では、今年は何がはやるのかなというお話。
もうすでに、街中で結構見かけるのが、MARVEL(マーベル)のロゴです。
このロゴをしようした、リュック、パーカー、タオルなど、いろんな雑貨を街で見かけますよね。
僕自身は結構な映画ファンでして、マーベルスタジオの映画はほぼ全て2回づつは鑑賞するくらい。
(アントマン&ワスプのみ見逃しております)
それくらい見て知っているものだから、お客さんに「今年流行るのはマーベルですよ!」と気軽に声をかけるのですが、「キョトン?」とされる機会も多くて。
私自身は、マーベルのロゴ自体に目新しさは感じていないのですが、世間一般では、それほど有名ではないようで、MARVELとは一体何なのか分からないという方も多いのです。
今年は、奥村商店で扱えるようなMARVEL関連の商品も多数出てくるので、激プッシュの一年と行きたいと思います。
現在奥村商店にあるMARVELグッズをBASEストアに載せているのでご覧くださいね。
3.昭和レトロテーマの駄菓子bar 住吉神社近くにオープン
こちらは、奥村商店の在する福岡市博多区に新たな魅力的なお店ができたのでそのご紹介。
昨年7月にオープンした昭和レトロbar駄菓子中洲店の2号店が住吉神社の近くにオープンしました。
「昭和レトロbar駄菓子」は2時間2200円で駄菓子の食べ放題ができるお店です。
お酒も飲み放題ですし、駄菓子の他にもアイスクリームや綿菓子も食べ放題、ポテトサラダやたこ焼きなどの軽食もあります。
このお店、何より店内の様子が本格的で、他の駄菓子バーと一線を画しています。
オーナーさんが集めた昭和期の看板や、懐かしキャラクターのお面など店内のいたるところに装飾してあり昭和臭がプンプン昭和レトロな雰囲気が満載。
スマートボールや懐かしいゲームも設置してあるので、2時間駄菓子を楽しみながら遊びまくることができますよ。
2階は系列の「昭和レトロ焼肉」もありますので、はしごして飲んで遊んでもいいかもしれません。
3階建ての秘密基地のような雰囲気も、童心に戻って遊ぶのにもってこい。ぜひ行ってみてくださいね。
店舗情報
昭和レトロbar 駄菓子
電話:092-282-0341
住所:〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉3丁目9−18
営業時間:夕方6:00〜朝6:00まで
店舗外観
店舗内観
4.書評「おもちゃの20世紀(アメリカントイストーリー)」
書評なんて書いていますが、そんな大したものじゃない。読んだ本の紹介です。
せっかくおもちゃ屋さんとして働いているのだから、有名コレクターの北原さんまでとはいかなくても、おもちゃには詳しくなりたいわけでして。
手に取ったのが昨年12月ごろ。ちょっとづつ読んでおりました。
この本の中では、アメリカのおもちゃに重点を置いて、どのように広まっていったのかが解説されています。おもちゃは突如発生したわけではなく、木や葉っぱや石などの自然なものから、手作りのものへ、工業製品へと移り変わっていったわけです。当たり前のことですが、その当時の暮らしが変わることで、遊ぶ場所が代わり、おもちゃ自体も変化して、さらに技術発展も加わって、おもちゃが変化しというように、人間の生活がいかにおもちゃの変化に影響を与えているかが分かりました。
テレビゲームやインターネットに夢中になって外で遊ばないことを嘆くような大人もいますが、生活や技術に変化があれば、それがおもちゃになって子供達の遊びが変化するのは当たり前のこと。
ちょっと前ならパソコンが好きな人がプログラミングをしていましたが、今は、プログラミングができるおもちゃも発売されています。
奥村商店も時代に取り残されることなく、後世におもちゃの過去、現在、未来を伝えていくことができるお店を続けていきたいなあと思いました。
↓本はアマゾンから買えますよ。↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4582532195/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_vRpyCb527A7FN
5.うまい棒40周年!JR九州とうまい棒のコラボ企画開催中
最後は駄菓子の話題です。
今年はうまい棒40周年の年。うまい棒にまつわるいろんな企画があるようですが、奥村商店の位置する福岡ならではの企画が発表されたのでそれをご紹介。
端的に言うと、ネットで電車を予約するとその電車に擬えられたうまい棒に投票が行われ、見事1位のうまい棒に投票した人に抽選で特別なうまい棒がもらえると言うキャンペーンです。
詳しくはリンク先をみてください。
この企画、特に奥村商店は関係ないのです。
しかし、うまい棒40周年と言うことで、奥村商店も何か企画やってみようかな、と思っています。乞うご期待。
編集後記的な何か
今回は結構盛りだくさんの内容になりました。
少しづつ新聞を作るペースも上がって来ました。次は、三月一日に発行できるように頑張りたいと思います。
さて、新聞の中身は以上。
次回はどんな内容にしましょうか。
ではまた。
奥村商店について
奥村商店は博多区中呉服町で明治17年より営業する玩具・駄菓子問屋、節句人形販売店です。
福岡市を中心に駄菓子屋さんやおもちゃ屋さんへの、駄菓子・玩具の卸売を行なっております。
また、卸売だけではなく、一般のお客様へのおもちゃや駄菓子の小売販売、雛人形や五月人形(鯉のぼり、兜など)、盆提灯、花火を販売しております。花火に関しては一年中を通して販売しております。お気軽に足をお運びください。
※福岡市営地下鉄呉服町駅、蔵本交差点徒歩1分の距離です。駐車場もございます。
電話(節句人形・花火)092-291-5043 電話(玩具・駄菓子 )092-281-1578