人形、駄菓子、玩具と花火(奥村商店のブログ)

福岡市博多区中呉服町の奥村商店のブログです。ひな人形、五月人形、駄菓子、玩具の販売を行っています。

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【気になるおもちゃニュース】SNSから見えるひな祭り

遅くなってしまいましたが、「気になるおもちゃニュース」2月13日号です。

Weekly Toy News(週間玩具通信)の2017年2月13日号から気になるニュースを取り上げたいと思います。

ニュースはこちらです。

奧村商店では、駄菓子・玩具以外にも節句人形を販売しています。毎年の桃の節句端午の節句の業界全体の動向はとても気になるところです。

先週号では、今年の桃の節句、ひな祭りに関連するニュースが取り上げられています。その中から気になることを少し掘り下げていきたいと思います。

 

伝統重じつつSNS投稿でイマドキに〜日本人形協会・ひな祭り意識調査〜

どんなニュース?

このニュースでは、毎年実施される日本人形協会によるひな祭りの意識調査の結果がレポートされています。

調査対象は、0〜5歳の子供を持つ女性500名で、7割弱の方が「雛人形を飾る」と回答しているようです。また、2割強の方が、「SNSにひな祭りの写真を投稿したことがある」と答えていることもわかりました。

全体の傾向としては、半数以上の方がひな祭りに何らかの形でお祝いすると言う結果が出ているようです。

 

どこが気になる?

このニュースの気になる点は、「SNSにひな祭りを投稿したことがある」と言う方が2割強いらっしゃると言うことです。

少し話は変わりますが、皆さんは、他人のお家でどんな風にひな祭りのお祝いをしているかご存知ですか?

私は雛人形を販売しているものの、販売した後にお客様がどのようにお人形を飾っていらっしゃるのか、ひな祭りをどのように過ごしていらっしゃるかは、なかなか知ることができません。

節句人形業界に携わっている身として、人形に関する知識はもちろんのこと、一般の方がどのように節句行事を過ごしていらっしゃるのかを知らなければならないなと日々感じていますが、そのきっかけがなかなかつかめません。

過去にどのように雛人形が受け入れられたのかは業界の先輩方に聞くことで知ることができます。しかし、節句人形業界の市場規模が減っていることから、過去のこともそうですが、現在どのように節句行事を過ごし方をしているのか、”イマ”のことを知ることが特に重要だなと思っています。

そういった意味で、「SNSにひな祭りの写真をSNSへ投稿する」と言う人たちが2割いると言うことに注目しています。

SNSを通して節句行事の文化により多くの人たちが触れることができますし、業界の中の人としても、SNSへ投稿されるひな祭りの写真を見て、お客様の”イマ”を知り、文化の受容され方や文化の変化を感じ取り、それを元にお客様に新しい価値を提供していくことに繋がるのではないかなあと思っています。

 

SNSでひな祭りの様子を観察してみよう!

そんなこんなで、ひな祭りを始め節句行事のシーズンは、SNSを良くチェックしています。

特に、ここ数年、流行している写真を投稿するSNSInstagramで、ハッシュタグ「#ひな祭り」や「#雛人形」などをよく検索しています。いろんなお人形がありますし、皆さんそれぞれ工夫して飾っていらっしゃることが分かります。スペースをとるため敬遠されがちな、五段飾りや七段飾りを飾っている方もけっこういらっしゃるんですね。

また、雛人形を飾るだけでなく、ドレスを着て写真を撮ったり、菱餅やひなあられ、ケーキなど、ひな祭りにちなんだ食べ物を食べたりいろんなお祝いをされています。

ハッシュタグ「#ひな祭り」は、多くの人が投稿しており、20万件以上もの投稿があります。

ハッシュタグの検索結果は昨年以前のものも含まれているので、2017年に投稿された件数はわからないのですが、日に3,000件ほど増加しているので、結構な数が投稿されているみたいです。

ハッシュタグ『#ひな祭り』の検索結果はこちら↓

www.instagram.com

 

気になったInstagramの投稿の紹介

さて、Instagramをこの一週間はほぼ毎日見ているのですが、せっかくなので、心に残った投稿をいくつか紹介したいと思います。

写真が見える形で紹介するのは気がひけるので、リンクを貼っていきますね。

ご興味を持っていただけたらぜひリンク先を見てみてくださいね。

 

その1.自由に飾る平台十五人飾り

https://www.instagram.com/p/BQuRTKRgsgh/

雛人形といえば、大きな段に、たくさんのお人形を並べる段飾りを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ここ10年ほどは、お雛様とお内裏様の二人の親王飾りや、三人官女とお道具の少し簡易的な三段飾り、また、全体がガラスケースに入って箱から出してそのまま飾るケース飾りなどが主に売れています。

紹介した投稿の写真は、親王、官女、随身、仕丁の十五人とお道具が揃っていますが、段のない平台にそれらを並べています。一般的なイメージとは異なりますが、平台に飾るのもいいですね。

奥村商店の広告にも使用している原孝洲作の『わかくさびな』も平台に飾っております。平台の飾りは、並べ方を自由にできるので飾る楽しみが増えるのがとてもオススメです。人とは違う、特徴のある雛人形をお探しの方には平台を考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

その2.飾るだけじゃない思い出

https://www.instagram.com/p/BQzaSFEAFcV/

この投稿の写真は、お子さんが、お道具を興味津々な様子で扱っている姿がとても印象的です。

三月三日に、雛人形を出して、その前で記念写真を撮影するのは定番ですが、こういった写真を残しておくのもいい思い出になると思います。

お人形は高価なイメージから、壊したり汚したら嫌だなと思って、お子さんが触るのを避ける方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、綺麗に作られたお人形や道具にお子さんは興味を持ちますし、それを触ったり、細かい部分を観察したいと思うものだと思います。お人形に触れて細かい部分を観察するうちに、お人形に愛着を持ち、たとえ壊したり汚したりしてしまっても、物を大切にする心を育むきっかけになります。

親御さんが気にかけながらお人形を触って遊ばせてあげるのもいい思い出になると思います。

 

3.ひな祭りのハプニング

https://www.instagram.com/p/BQ1c5iXl3CR/

イベントの時にはハプニングは起こるもの。そのハプニングがより思い出を鮮明にすることもあります。

この投稿の写真はその瞬間を切り取った一枚ですね。投稿者さんも考えた末にテーブルの上に飾ったようですが、その上を行く予想外のお子さん行動が微笑ましいです。

お子さんが成長してハイハイしたり、歩き始めたりすると、視野が広がりいろいろなものに興味を持つようになると聞きます。立った時、ちょうど目線の高さに真っ赤な毛せんが入ると引っ張ってみたくなるのもわからないでもない気がします。

こういったハプニングも思い出を彩るものになるはずです。

ひな祭りの終わりまでお人形が無事なことをお祈りしています。

 

4.工夫して飾れば

https://www.instagram.com/p/BQt-zl4hkot/

家が狭い、家の中に物が多いといった理由で雛人形を飾るスペースがないといったお悩みは多いものです。そんな住宅事情で、工夫して飾っていらっしゃるのを見るとなんだかうれしくなります。

伝統や慣習を守るのは大事ですが、型にはめ込んで絶対こうでなければならないと、ガチガチのルールに縛られると敬遠してしまう人も増え、かえって文化を守っていけなくなります。かといって、無理して大きな段飾りを引っ張り出してきて生活を乱してしまうのも本末転倒です。

節句行事の目的は、節目を設けてお子さんの成長を喜び、また一年無事に過ごせるようにお祈りするというものだと私は思います。

時代とともに生活様式は変わりますし、それぞれのご家庭によっても事情は違います。この投稿者さんのように、工夫をしながら節句行事を迎えるのは素晴らしいことだと思います。

人形を飾って節句をお祝いすることが、生活に余裕がある人だけの楽しみにならないよう、生活に取り入れやすいお人形を提案していかないといけないなと思うのですが、この写真からはとても刺激を受けました。

 

5.お人形を大切にする

https://www.instagram.com/p/BQtnD3tBRmj/

人形を飾ってお子さんが喜ぶ姿も見ていて楽しいのですが、少し大きくなったお子さんが、大切に人形の手入れをしている所を見てしまったら、お子さんの成長を感じてうるっとしてしまうのでは、、、と思わせるのがこちらの投稿です。

親御さんに抱きかかえられて迎えた初節句

お人形に興味を持ち出した2回目の節句

一緒にお人形を飾ることができるようになった3回目の節句

綺麗にお掃除をするようになった4回目の節句

というように、節句行事を機にお子様の成長を目にして、幸せを感じるものなんだろうと想像します。(私は結婚も子育てもしたことないのでほとんど妄想ですが。)

私も先々親になった時、子供がこんなことをしているシーンに遭遇したら、思わず感動して、泣きながら撮影してしまうんじゃないかなぁと思います。

とっても素敵な写真です。

 

まとめ

SNSを観察してみると、いろんな人が思い思いにひな祭りを過ごしているのが分かりました。販売業をしている身としては、お客様に販売した商品がどのように使われているのか見るのはとても貴重な機会です。お店でお客様とお話しすることや、SNSなどを通してよりお客様のニーズを掴んでいきたいなと思うのでした。

 

さて、今回はここまでです。

次回もお楽しみに。

 

 

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